過食症・拒食症になりたい?初期症状の診断基準について!
摂食障害になると
痩せることが多いので、
「細くなれるならうらやましい」と
摂食障害の人に
吐き方などを教わろうとすることがあります。
しかし、
摂食障害は一度なってしまうと治療が難しく、
また治療は辛いものになります。
摂食障害はダイエットではない!
摂食障害は病気です。
楽なダイエット方法ではありません。
「ひょっとして摂食障害かもしれない」
と思ったときには、
すでに取り返しがつかなくなっていることも多いのです。
摂食障害は大きく過食症と拒食症に分かれます。
診断基準もそれぞれで違います。
以下は初期症状の判断基準です。
医師が使うものではありませんが、
参考にしてみてください。
<拒食症>
・一日のうち何回も体重計に乗り、グラム単位で体重の増減を気にする。
・周りには痩せているといわれるが、自分は太っていると思う。
・低カロリーのものしか食べたくない。
・一般的な食事の一人前は量が多いと思う。
・食べたらその分だけ太ると強く思っている。
・顔色が悪く、肌荒れ、眩暈、立ちくらみなどがあり、イライラしやすい。
・カロリーを多く消費するため、運動には積極的だ。
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<過食症>
・一日中食べ物のことを考えている。
・自分はダメな人間だと思う。
・自分の意見を言うと嫌われるのではないかと思って、自分の意見を言えないことが多い。
・食べている間は自分で食べるのをやめることができないと感じる。または何を食べているのか意識できない。
・食べた後太るのではないという強い恐怖心に駆られる。
・食べている量の割りには太っていない。
摂食障害は個人個人で症状が違うことがあります。
また、
拒食症から反動で過食症になってしまうこともあり、
一概には言えない難しい病気です。
また、本人に病気だという自覚がないこともしばしばあります。
気になるようでしたら、
専門の医療機関を受診してください。
早期に治療を始めると、
それだけ治りやすい傾向にあります。
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