肥満の原因にホルモンが関係している?太りすぎで起こる恐ろしい病とは?
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ダイエットにはホルモンが関係している、なんて聞いたことがありませんか?
この反対で、ホルモンによっては肥満を促進することもあるってご存知でしょうか。
肥満とホルモンの関係
肥満に関係しているホルモンは、まず女性ホルモンが挙げられます。
妊娠や月経にかかわるホルモンで、2種類あります。
エストロゲンとプロゲステロンです。
エストロゲンは女性らしい丸みを帯びた体を作るのに作用します。
こういうと、何だか太りそうな印象ですが、エストロゲンには内臓脂肪の代謝を上げる効果があります。
ただ、エストロゲンが増えすぎると脂肪を蓄えようとするので、少なくなっても多くなっても肥満につながるということになります。
プロゲステロンは過剰分泌されることで、水分や脂肪をため込み、むくみや体重増加を引き起こします。
そして、腸の運動を低下させる作用もあるため、便秘になりやすくなります。
そしてもうひとつ、肥満に深い関係のあるホルモンがインスリンです。
インスリンは血糖値を下げるホルモンですが、血中の脂肪や糖分を細胞内にため込む働きがあります。
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肥満がまねく怖い病気
肥満が招く病気には様々ありますが、代表的なものはやはり糖尿病でしょう。
これは前で説明したインスリンにもかかわってきます。
インスリンの過剰分泌が続くと、そのうちインスリンの分泌が上手くいかなくなり、糖質や脂質を細胞に蓄えておけなくなります。
糖尿病には様々な合併症が見られます。
たとえば、目の毛細血管が傷つけられ最悪の場合は失明したり、腎臓に障害が出ると人工透析を受ける必要も出てきます。
糖尿病以外で怖い病気として、高血圧や高脂血症が挙げられます。
どれも肥満、特に内臓脂肪型肥満でリスクが高まります。
こうした病気を防ぐには、食生活の見直しと適度な運動はもちろん、質の良い睡眠を取ることも必要です。
質の良い睡眠を取ると、成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは脂肪を燃焼させる作用があります。
睡眠は7時間~7時間半が理想的とされていて、これ以下でも以上でも肥満による病気のリスクを高めてしまいます。
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