肥満体質を改善する効果的な3つの方法!
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昭和なら「恰幅がいい」「ふくよか」といった表現で済まされていた肥満。
厚生労働省の調べによると、この20年ほどの間に肥満の男性の割合は、大きく上昇しているとのこと。
働き盛りの30歳代から40歳代にかけては、10人のうち3人が肥満であるとのデータが出ています。
特に暴飲暴食をしている自覚がないと、「肥満体質なのかな?」と半ば諦めてしまう人も。
しかし、放置していると、成人病の危険があります。
肥満体質を改善する方法を3つ、ご紹介します。
肥満体質を改善する3つの方法!
その1.食生活に注意すること
肥満とは、BMIが25以上の状態を言います。
BMIは、体重(kg) ÷ ( 身長(m) × 身長(m) )で求められる数値です。
まずは、この数値を確認することから始めましょう。
肥満、もしくは、肥満に近い数値が出た人は、消費カロリーよりも摂取カロリーが多い状態が慢性的に続いている可能性が高いと言えます。
きわめてシンプルな話ですが、体で使われるエネルギー量よりも、入ってくるエネルギー量の方が多いと、残ったエネルギーが体脂肪になり、蓄積されます。
エネルギー量が多い肉や油脂は、少量でもエネルギーの摂りすぎになります。ただし、肉はタンパク質なので、摂取量があまりに少ないと、基礎代謝が低下して、かえって太りやすくなります。
油脂を控えるようにしましょう。
揚げる、炒めるといった調理方法よりも、茹でる、焼く、煮るといった調理方法を多くすることが大切です。
食事の合間に甘い飲み物を頻繁に飲む、お菓子をよく食べるというような習慣も、無自覚のうちに摂取カロリーを増やします。
お茶やブラックコーヒーに切り替えると良いでしょう。
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その2.食べ方に注意すること
肥満になりやすい人には、共通して見られる食べ方の特徴があります。
食事の時間が不定期ということです。
食事を抜くことがある、食べられる時にまとめ食いをする、早食いなど。不規則な時刻に食事をすることで、食べ方に問題が生じやすくなります。
食事は、できるだけ決まった時間に規則正しく食べるようにしましょう。
決まった時間に決まった量のエネルギーが体内に入ってくると、体は、それに応じて適度にエネルギーを消費します。
食事の時間が不規則だと、次にいつエネルギーを補給できるか分からないため、体は飢えに備えてエネルギーを脂肪に変えてため込もうとします。
特に夜にまとめ食いをすると、吸収率が高く、脂肪に変わりやすいとされています。
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その3.運度をして基礎代謝を上げること
基礎代謝とは、安静にしていてもカロリーが消費されることです。
人間の体は、体温を維持したり臓器を動かしたりするために、カロリーを使っています。
基礎代謝のピークは、十代半ば。
その後は、徐々に下がっていきます。
そのため、十代と同じように食事をしていると、確実に体重が増加します。
肥満体質の改善には、摂取カロリーを減らすことに加えて、基礎代謝を上げることが大切です。
基礎代謝は、筋肉の量が少ないと低下します。
エクササイズなどで筋肉の量を増やすようにしましょう。
BMIが25以上の場合は、エクササイズに加えてウォーキングのような有酸素運動を取り入れると良いでしょう。
理想は毎日行なうことですが、無理なようなら、週に3回以上を目安にしましょう。
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