神経性無食欲症と神経性大食症について

神経性無食欲症と

神経性大食症は

それぞれ摂食障害の一疾患です。

一般的には拒食症や過食症と呼ばれています。

 

それぞれ、

「極端に食べなくなる」

「過剰に食べるようになる」

と相反する症状が見られるので、

異なる病気だと思われがちです。

 

しかし、

実際にはそれぞれの間を

行ったり来たりするケースが多く、

同一疾患の別ステージだと考えられています。

 

どちらも原因は

精神的・心理的要因が

大きいといわれており、

食欲の病気ではなく

自尊心からくる病気だといわれています。

 

また、

境界性パーソナリティ障害、

自己愛性パーソナリティ障害とも

一部関係ある場合があります。

 

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神経性無食欲症と神経性大食症

 

神経性無食欲症は、

歪んだボディイメージを持つことから常に

「自分は太っている」と思い込み、

体重が増えることに対して

恐怖を感じるようになります。

 

逆に体重が減少することには

強い達成感や自己肯定感を感じ、

体重を減らすことにしか

意識を傾けられなくなります。

 

体重計に乗る女性

 

神経性無食欲症患者は

低い自己肯定感を

体重コントロールで

補おうとする傾向が見られます。

 

彼らの多くは脅迫的な性格傾向を持ち、

慢性的な不安を抱えています。

 

極端な痩せによって無月経、

若年性更年期障害、

抑うつ症状などが起こります。

 

また、

自発的な嘔吐

下剤・利尿剤などを

使用している場合には、

電解質異常が起こります。

 

電解質異常では

低カリウム血症が起こりやすく、

不整脈を招き急死する場合があります。

 

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神経性大食症は、

短時間に明らかに多いと

思われる量のものを食べ、

自発的な嘔吐や

下剤の利用といった

代償行為を伴うものを言います。

 

代償行為を伴わないものは

むちゃ食い障害として

区別されることが多いです。

 

神経性無食欲症と同じく、

太ることに対しての

恐怖感はありますが、

過剰に食べてしまったことに対する

自己嫌悪感と自責感が強く、

最悪の場合は自ら命を絶つ事が多いのが

神経性無食欲症と違うところです。

 

神経性無食欲症の反動から

移行するケースも多く、

慢性化する可能性が高いといえます。

 

代償行為を伴うので、

電解質異常を起こしやすく、

低ナトリウム血症や

低カリウム血症が心配されます。

 

また、

自発性嘔吐を繰り返すと、

唾液腺の腫れや

食道・口腔内の損傷も起こすため、

食道がんになりやすい

傾向にあります。

 

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