拒食症じゃないのにガリガリ!太れないのは体質によるもの?
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太れないで困っている人は、少なからずいます。「痩せていていいわね」と言われるたびに、心の中で反発したり、コンプレックスを抱いたり。
太らないためのアドバイスは、満ちあふれているのに、太れない人については、いたって情報が少ないのが、現状です。太れないのは、体質によるものでしょうか?
ガリガリ体質の5つの特徴
拒食症かと間違われるほど、ガリガリという人には、明らかに他の人と異なる体質の持ち主もいます。
しっかり食べているのにガリガリだと、食後に嘔吐するタイプの過食なのかと、疑われることもあるようです。
拒食症ではないのに、ガリガリ。
もちろん、ガリガリになるような病気でもない。
例えば、胃下垂や甲状腺機能亢進症などでは、痩せ方が目立つことが特徴です。
念のため、病院で検査を受けても、内臓に異常は見られない場合、なかなか、理由は明らかになりません。
大食いをパフォーマンスとする芸能人を取り上げ、内臓がどうなっているのかを調べた結果、よく食べているのに、体質として太れない人には、5つの特徴があることが明らかになりました。
1.体温を調節するため、脂肪を燃焼させる、褐色脂肪細胞と呼ばれる細胞の働きが活発
2.胃の活動が、いたって活発
3.食べ物からカロリーが吸収されにくく、排泄が早い
4.腸内のビフィズス菌の数が、人並みはずれて多い
5.血糖値が上がりにくい
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日常生活に問題があって太れない3つの原因
体質として太れない人は、実際にはそれほど多くありません。
「体質で太れない」と悩む人の中には、日常生活に問題があって、太れなくなっているケースが少なくないようです。
太れない体にしてしまっている、日常生活の問題としては、次の3つがあげられます。
1.ストレス。
太れない人は、消化器の働きが低下していることが、多いと言えます。
食べたものがうまく消化吸収されないと、食べても太れません。
消化器の動きは、自律神経の働きと密接に関わっています。
食事の時、通常、優位になるのは、副交感神経です。
しかし、ストレスを感じていると、交感神経が優位に働きます。
交感神経が優位になると、消化器の動きを抑えます。
消化器がスムーズに働かないため、消化不良になるとされています。
2.睡眠不足。
睡眠が不足していると、自律神経が乱れ、食事の際に、副交感神経がうまく働かなくなります。
また、筋肉や内臓の成長を促す成長ホルモンは、夜、睡眠中に脳下垂体から多く分泌されます。
最も分泌量が多いのは、22:00~02:00。
この時間帯に睡眠がとれていないと、成長ホルモンの分泌量が減ってしまいます。
3.ながら食い。
意外に注意が払われていないのが、食事の摂り方です。
食事中にテレビを見たり、雑誌を読んだり、仕事をしながら片手で食べられるものを頬張るという生活を繰り返していると、食事中も、交感神経が優位に働きます。
胃に血液が集まらず、消化吸収が順調に行われません。
胃もたれにつながります。
また、満腹中枢も刺激されにくくなります。
ながら食いを続けていると、太れない体になると言われています。
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