とにかく痩せたい!でもやってはイケナイのはこのダイエット法
スポンサーリンク
気になる人の前に出る時、女性なら、誰でも「きれいに痩せていたい」と思うもの。その日が近ければ近いほど、急いで体重を落とさなくてはなりません。
「とにかく痩せたい!」という時、目的さえ達成できれば、手段は問わないとばかりに、なんでもアリのダイエットをしてしまうと、実は、後悔してもしきれないダイエット法があるのです。
どんなに「とにかく痩せたい!」と思っていても、試したらイケナイ方法とは、どんなダイエット法でしょうか?
食べないで痩せる絶食ダイエット
究極のダイエット法として、一時、試す人が多かったのが、絶食ダイエットです。
固形物は一切口にしないで、3食とも抜くという断食で、口にするのは、水のみという方法が、ひと昔前には流行したようです。
メリットは、運動する必要がないこと、手軽に実践できること、効果は確実に期待できることなど。
デメリットは、過食のスイッチが入りやすいことです。
絶食ダイエットを実施したことがきっかけで、過食症になったケースは、枚挙にいとまがありません。
過食症を発症した人に共通する行動パターンは、3つ。
1.3食すべて絶食し、その間、水分しか摂らない状態を、2日以上続けている。
2.絶食している間、食べ物のことばかり考えている。
3.絶食あけに通常の食事に戻す際、麺類・丼物・パンなどの炭水化物をメインとした食事にしている。
絶食をすると、飢餓状態と判断した体は、食事に対する要求を強めます。
そのため,体が心地いいと感じる状態を過ぎても絶食を続けていると、食べ物のことを考えがちになります。
食べ物のことばかり考えるようになると、そのことが、ダイエット中は大きなストレスになります。
ストレスにさらされた時、食欲は強まる傾向にあり、悪循環に陥ります。
その状態で、回復食を摂ると、血糖値を速やかに上げる、炭水化物への欲求が強くなります。
血糖値は急速に上げると、急速に下がります。
すると、再び血糖値を上げようとして、体が糖質を欲し、結果として、炭水化物をメインにした食事を、摂ることになります。
このサイクルにはまってしまうと、体の欲求が強くなり、理性で食欲を抑えるのが困難になります。
過食症を発症します。
絶食ダイエットは、やってはイケナイ方法です。
スポンサーリンク
食べる満足はキープする嘔吐ダイエット
食べないというストレスが溜まるなら、食べても吐いてしまえば大丈夫として、とにかく痩せたい時に、気軽に手を出す人が多いのが、嘔吐ダイエットです。
しかし、嘔吐ダイエットは、過食嘔吐につながりやすく、過食嘔吐による致死率は、16%とされています。
6人に1人は、命の危険にさらされることになります。
嘔吐すれば、体に栄養が入ってこないため,体は飢餓状態にあると受け止め、食欲を沸かせます。
通常よりもはるかに強い食欲で、どか食いになります。
どか食いすると、罪悪感と太る恐怖心から、嘔吐します。
異常な食欲、どか食い、自責の念、嘔吐、異常な食欲というサイクルにはまります。
嘔吐過食です。
嘔吐過食は、拒食症の1種です。治療が必要な病気であり、自力で治すことは不可能とされています。
体調も著しく悪化します。
嘔吐することで、胃液を失い、胃酸がたびたび逆流します。
その結果として、体に必要なミネラルや水分が不足して、体がむくんだり、貧血になったりします。
胃酸がたびたび逆流すると、食道が傷ついて炎症を起こします。
食道炎になったり、食道がんを発症する可能性も生じます。
嘔吐という行為によって、食道と胃の継ぎ目に負担が掛かり、裂けてしまうこともあります。
マロリーワイス症候群と呼ばれる病気です。
また、胃酸によって、歯が溶けてしまいます。
栄養不足が続き、唾液腺が腫れたり、免疫力が低下して感染症に罹りやすくなったりします。
嘔吐ダイエットも、やったらイケナイ方法です。
スポンサーリンク