摂食障害の看護計画のポイントは×××!知っておきたい対処法とは?

摂食障害とは、拒食症、過食症のことを言います。

実際には、両方の症状がある人が多いとされます。

拒食と過食を行き来することも多く、自己誘発性の嘔吐や下剤の乱用などによって体重増加を防ごうとする人も少なくありません。

日常生活を送れないほどになっても、病識を持つことができない人が多く、治療には長期間かかります。

また、食に関する異常行動の背景には、患者の生育歴や家族歴の歪みがあるため、看護に当たっては、一貫した対応と治療過程に応じた対応の両方が求められます。

 

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摂食障害患者は人との距離のとり方が拙劣

Girl with anorexia

 

摂食障害とは、何らかの心理的因子によって食行動に異常を来し、極度のるいそうや続発性の無月経に陥る状態です。

代謝系を中心として全身に身体的な所見が見られます。思春期の女性に好発する傾向があります。

摂食障害を引き起こす患者は、性格的には几帳面で完璧主義の人が多いとされます。

生育歴や家族歴を見ると、母親との間に何らかの障害があるケースが少なくありません。

過保護、育児放棄などによって、乳幼児期に母親に十分な愛情を求めることができなかったり、歪んだ愛情を受けてきた人に、摂食障害が見られる傾向があると指摘されています。

摂食障害を引き起こした人は、他人との距離のとり方が拙劣です。

嫌われたくない、見捨てられたくないという思いが強い反面、対象に依存できない場合は離れてしまいます。

本当に自分が困った時は、孤立したり自分の殻に閉じこもったりします。

また、摂食障害患者は、自分の感情を抑圧して人付き合いをします。

自分の感情を言葉で表現することが苦手です。

 

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▶︎摂食障害による唾液腺の腫れは過食を止めたら完治するのか?

 

一貫して見守りつつ対応を段階的に変えていく

摂食障害患者は、対人関係の構築に障害を抱えています。

治療の初期に目立つのは、操作的な態度です。

周りの人間を試す行動を繰り返し、周囲を振り回します。

看護者との関係を模索している段階で、操作的な態度は顕著です。

操作的な態度の背景には、見捨てられることへの恐怖があります。

看護者は、一貫した関わりを持ちつつ、約束事を決め、約束事を確認し、患者が病識を持つように説明することが大切です。

この段階を過ぎると、患者は、乳幼児期に満たされなかった甘えから、看護者に依存し、退行を示すようになります。

この時期には、看護者は患者とともに過ごし、患者を受け入れるように努めることが求められます。

次の段階では、患者は、再び衝動行動を起こしたり、周囲を振り回すようになります。

体重が徐々に増加し、体重増加への不安が生じるためです。

また、食事への衝動をコントロールできないことに絶望的になったりします。

誰かにしがみついていたいという思いが、背景にはあります。

看護者は、一貫して関心を示して見守りつつ、患者と話し合うことが求められます。

看護者自身が自分の気持ちを伝えるとともに、患者の自己表現を促し、自己表現してきた時には、否定せずに受け止める姿勢が大切です。

この段階を過ぎると、患者と看護者は、安定した信頼関係を築くようになります。

その段階では、患者自身に現実を検討させることが大切です。

現実を検討できるようになると、治療はゴールが見えてきます。

 

▶︎摂食障害の入院基準について!


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