ご飯を食べないで痩せるのは摂食障害を引き起こす可能性大!
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巷にあふれるダイエット法。ダイエットを一度もしたことがない女性は、おそらくいないのでは、ないでしょうか?女優やモデルに、ぽっちゃり系の人が、1人もいないように、痩せていることは、美しいことと、直結するのが、今の社会です。
いかにして痩せるか?美に目覚めると、痩せることへの関心も、同時に目覚めます。
「ご飯を食べないと痩せる」からの変化
ダイエット法の一つに、断食ダイエットがあります。
半日から3日くらいの期間、固形物を摂らないダイエット法です。
水分は、十分に摂ります。胃腸が休まり、宿便が排泄されて、体調が良くなる効果もあるとされています。
意識して断食ダイエットに取り組んだわけではないものの、ご飯を食べないことで、予想以上に体重が落ちたという経験をすることも、少なくありません。
胃腸炎に罹り、食欲が落ちて、数日、まともにご飯が食べられなかった結果、短期間で数キロ痩せたということは、日常、経験することです。
ご飯を食べないと痩せる。
体重計の数字が、予想以上に小さなものになっている喜びから、「ご飯を食べないと痩せる」というシンプルな事実に、大きな意味を見出すようになります。
痩せて美しい自分を手に入れられるという、はっきりとした希望が、見えてきます。
希望は、間もなく義務感に変化します。
痩せて美しい自分にならなければならないという、強いこだわりです。
「ご飯を食べないと痩せる」ではなく、「ご飯を食べないで痩せる」ことにこだわり、ご飯を食べることに罪悪感を覚えるようになります。
ご飯を食べないで痩せることにこだわりだした時点で、すでに、摂食障害に罹っていると言えます。
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ご飯を食べることへの恐怖心
ご飯を食べないで痩せることにこだわるようになる頃から、ご飯を食べることに、恐怖心を抱くようになります。
食べたら太るという強迫観念から、食べられなくなります。
他の人と一緒に食事ができません。
保育士のように、子供と一緒に給食を食べることが仕事の一環である人も、ご飯を一緒に食べることができなくなります。
そのために、退職する女性もいます。
体調も、不安定になります。
免疫力が低下して、ちょっとした病気も、治りが著しく遅くなります。
絶えず頭痛がします。
生理も止まります。
そうした体調の変化が、ご飯を食べないためと分かっていても、ご飯を食べたら太るという恐怖心の前には、些細なことに思えてしまいます。
太るくらいなら、あらゆることを犠牲にしても、食べない状態を維持しようとこだわります。
もはや、正常な判断力を保つことができず、頭にあるのは、体重計の数字と食べ物のことばかり。
そのような状態に陥ると、水を飲んだだけで、異常な食欲に目覚めてしまうことがあります。
いったん食欲に目覚めると、普通なら1日分以上の量の食べ物を1回に食べてしまいます。
食べてしまったことに気づいて、パニックに陥り、なんとか食べたことを無しにしようと、吐き出します。過食嘔吐の始まりです。
過食嘔吐は、治りにくいタイプの摂食障害です。
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