お腹がすくのに食べれない!摂食障害の可能性は?
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お腹が空いたら、食事を美味しく食べられる。
当たり前のことのようですが、そのような状態が、いつも得られるとは、限りません。
お腹がすくのに、食べれない。
食べないと体力が保たないと思って、無理に食事を摂る。
無理な食べ方で、ますます食べれないという状態に陥る。
そのような状態になったら、どうしたら良いでしょうか?
また、そうした不調の原因は、何でしょうか?
慢性的な胃腸の不調が背景にある場合
お腹すくなあと感じるのは、脳が栄養を欲しがっている証拠です。
胃腸に問題がなければ、通常は、食欲が湧いて、食べ物を摂取します。
ただし、胃腸が慢性的に弱っている場合は、食べ物を口にしようとすると、喉に詰まるような感じがして、食べれないことが、少なくありません。
ビタミンやミネラルが不足していると、お腹すくのに食べれないという状態に陥るようです。
胃腸が弱っているので、便を排出する機能も低下しています。
お腹すくのに食べれないという人は、多くの場合、便秘気味です。
便秘を放置すると、腸内環境が悪化して、さらに腸が弱ります。
胃腸の働きを促すことで、お腹すくのに食べれないという状態を、改善することができる場合があります。
手軽に実践でき、薬を使わない方法としては、生姜の摂取があります。
生姜は、胃液の分泌を促し、消化を助けてくれます。
生姜をスライスして砂糖で煮詰め、シロップを作りましょう。
シロップは、水やお湯で割って楽しめます。
生姜の摂取によって、食欲不振とうまく付き合えるようになる人は、少なくないようです。
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摂食障害が疑われる場合
自分の意思とは関係なく、食べれないという状態に陥る時、考えられる病気に、摂食障害があります。
どうしても食べれないという場合は、拒食症が疑われます。
太ることへの恐怖心から、過剰な食事制限をしたり、低カロリーの食品しか摂取しないという、著しい偏食を続けていたりすると、やがては、食べたくても食べれなくなります。
身体が食べ物を受け付けなくなる状態です。
標準体重より15~20%以上痩せていると、多くの場合、拒食症と診断されます。
ただし、本人は、それ以上痩せようとし、カロリー計算をしないと、食べ物を口に入れられなくなります。
拒食症は、命を脅かす可能性がある病気です。
専門の医師の元で治療を続けることが、必要です。
治療には長期間かかります。
太ることへの恐怖心が背景にあり、「自分は太っている。痩せなければならない!」という考えに捕らわれている場合、お腹すくのに食べれないという状態は、摂食障害の症状が、ある程度進行したものと考えることができます。
早期に摂食障害の専門病院を受診しましょう。
▶︎摂食障害の人の食べ物へのこだわりとは?拒食症と過食症での違いについて
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