貴乃花親方は痩せすぎ!拒食症でなくてもココまで痩せる⁈
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先場所、日本人力士が優勝し、日本で生まれ育った力士の横綱昇進に、世間の注目が集まっています。
「いったい、誰が最後の日本で生まれ育った横綱だったのか?」記憶をたどっていくと、見つかる名前が、「貴乃花」。
現在の貴乃花親方です。
相撲教室の開催にも力を入れている貴乃花親方。
現役引退直後に驚くべき痩せ方をして、世間の注目を集めました。
そのため、ダイエット本が出版されたことも。
日本で生まれ育った力士の活躍に注目が集まる今、最後の日本で生まれ育った横綱になっている貴乃花親方を取り上げます。
160キロから80キロへ
優勝回数22回。平成の大横綱と言われる貴乃花。
全盛期は、身長185cm、体重160kg。
少年期にはいわゆる肥満児でしたが、入門後に一度ガリガリに痩せました。
いったんガリガリに痩せた後で徐々に肉がついていくという、相撲取りとしては理想的な成長の仕方をし、その太り方は、学研の学習雑誌、小学生の学習・科学にも、写真が掲載されたことがあります。
特に初優勝から大関へと駆け上る時期の体つきの変貌は見事で、鮮やかな変貌ぶりに、一部ではドーピング疑惑も取り沙汰されるほどでした。
特に当時は大型力士の活躍が目覚ましく、ハワイ出身力士たちの体躯に対応しようと、日本人力士たちは体づくりに懸命になっていた感があります。
貴乃花も、その例外ではなく、1996年11月場所で体調不良のために休場していた間に上体だけ肥えてしまいます。
大型力士に対抗するため、自分の判断で体重を増やした結果とされています。
体重増加が裏目に出て、貴乃花の相撲の取り口は変化。
体をのし掛けて潰す相撲になります。
その後、肥え過ぎと内臓障害や上体の怪我に悩まされるようになり、低迷。
2001年1月場所で復活し、5月場所では怪我を押しての奇跡的な優勝を遂げて、脚光を浴びました。
2003年1月場所をもって現役を引退。
それから2年足らずで、体重は80キロにまで落ちました。
特別なダイエットをしたわけではなく、本人が語るところでは、引退したことで運動量が減ったこと、運動量が減って食べなくなったこと、体作りのために無理やり食べる必要がなくなったことが理由で、必然的に痩せたと言います。
ただし、成人男子1人分の体重が落ちたことで、頬はこけ、あばら骨が浮いて見えることから、世間から上がった声は、心配混じりの不評。
あまりに不評だったので、体重を10キロ増量して、現在では90キロ前後に落ち着いているそうです。
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角界で最年少の重圧も
角界を運営する立場に立った現在。
貴乃花親方は、現役時代とは異なるプレッシャーを抱えています。
部屋の運営。
審判部での活動。協会内での立場。
また、現役を引退しても、長年の相撲生活で痛めていた体が不調を訴えることもあります。
2014年6月には、そのような古傷の一環である耳の手術のため、入院。
同年、7月28日に公務に復帰しています。
そうした貴乃花親方を支えていた元大関貴ノ浪の音羽山親方が、2015年6月20日には急性心不全で他界。
貴乃花親方が深く落胆したことが伝えられています。
相撲取りは、胃袋が一般人よりも大きくなって、食事量を減らすのが難しいと言われていますが、引退後、食事を無理にしなくなったことで自然と体重が落ちたという貴乃花親方。
現在の体重をキープして約10年。
拒食症以外にもこのように痩せるケースがある、無理なダイエットをしなくても痩せるケースがあるということの実証でしょう。
それだけ、現役時代には、一般人とは異なる生活を送っていたということを、改めて感じさせられます。
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