運動しすぎが制限型拒食症の原因に!?適切な食事と運動量について!

痩せていることが美につながる社会で問題になる病気、拒食症。

食事量を極端に減らし、1日に1食、それもカロリーオフのコンニャクだけという極端な食生活を送る人すらいます。

そうした食事制限だけでなく、過剰な運動をすることで体重制限をする拒食症患者もいます。

運動しすぎる拒食症を「制限型拒食症」と呼んでいます。

 

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どのくらいの運動量から拒食症が疑われるのか?

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健康増進のために運動は推奨されています。

ジョギングやウォーキングに毎日励んでいる人は、今日、少なくないことでしょう。

毎日運動しているからと言って拒食症とはみなせません。

ただし、スポーツジムでエアロバイクやランニングを2時間、水泳を1時間したうえに、自宅でも筋肉トレーニングやダンベル、バーベルトレーニング、ジョギングまでしているとなったら、明らかに運動しすぎです。

制限型拒食症の患者は、時に1日8時間もの運動をします。

拒食症患者は、しばしば運動しすぎであることは、以前から指摘されてきました。

摂取カロリーと運動による消費カロリーを綿密に計算して、消費カロリーが多くなればなるほど達成感に満ち溢れ、体重計に乗って減量を目の当たりにする瞬間だけ、充実感を感じるのが、拒食症患者の特徴です。

拒食症患者に見られる運動のしすぎという実態を調査した研究があります。

ノースカロライナ・チャペルヒル大学のCynthia M. Bulik博士らは、2006年の報告の中で、1日3時間以上運動する人、怪我や病気にもかかわらず運動を続けなければならないとの強迫観念を持つ人を「運動のしすぎ」と位置づけました。

 

 

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どうして運動をしすぎるのか?

拒食症は、体重コントロールにとらわれる病気です。

何らかの挫折体験が拒食症の引き金になっていることが多いと言われています。

思い通りにならない体験から、完璧に自分をコントロールしようとし、食事を制限して運動量を増やすことに熱中するとみられています。

 

体重という目に見える成果があることも、完璧主義者にとっては大切な要因です。

拒食症患者は、自分が食べる食事のカロリー計算を綿密に行います。そのため、カロリーが分からないものが食べられなくなります。

食べ物を買う時にはカロリーが明記してある物しか買えません。

他人が調理した物は、カロリーが分からないので、自分の意に反して太らされるように感じて食べることが苦痛になります。

どのような運動をどのくらいの時間すると、どの程度のカロリーが消費されるかを緻密に計算して運動量を増やしていきます。

心配性、完璧主義、粘着気質の人ほど、運動しすぎる傾向にあります。

摂取カロリーを減らすだけでは、完璧でないと感じるからのようです。

極端な運動習慣があるほど、拒食症の治療は難しくなります。

拒食症の女性の半数は運動しすぎであるとの報告もあります。

運動しすぎの拒食症の場合、治療のために入院していても、医師の治療方針に耳を傾けないこともあります。

摂取カロリーが多過ぎると訴え、運動を制限されると太ってしまうと恐怖心を抱きます。

拒食症は、自分の外見へのとらわれの病気とも言われています。

そのため、家族や医師の言葉は多くの場合、無力です。

自分の思い込みが病的に強く、「まだ太っている!もっと痩せなくては!この人たちは、私のことを分かっていない!」と感じるようです。

街中で好奇の目にさらされて「細すぎて怖い」とささやかれる体験をすることで、初めて自分が痩せすぎていると「見られている」と実感する人も少なくないようです。

第三者の評価に過敏であることが、拒食症患者の特徴でもあるため、第三者の声が、しばしば大きな力を持ちます。

 

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