摂食障害は心の甘えなのか?治療法の栄養指導について!

摂食障害は病気じゃなくてただの「甘え」?

摂食障害は過度なストレスの負荷やコミュニケーションの不全などが、摂食行動の異常という形であらわれる精神疾患です。

目に見えて確認できる症状が「食事の異常」であるため、精神疾患だということを本人すら気づいていないことが多いです。

 

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摂食障害はときとして「好き嫌い」「偏食」「ただの大食い」と勘違いされやすい側面があります。

実際、病気を騙って食べるものをえり好みしている人もいるのかもしれません。

しかし、本当に摂食障害である場合は、「食事ができない」「食べるのが止まらない」「嘔吐がやめられない」というのは病気の症状であるため、本人の意思ではどうにもできません。

それを精神論や意志の強さでどうにかできるなら、初めから摂食障害ではないのです。

 

I am not hungry written by ketchup on plate

 

また、摂食障害には生物学的な原因もあるとされています。

摂食障害では脳の神経伝達物質のセロトニンとドーパミン、オピオイドに障害があるともいわれています。

つまり、脳の機能が一時的に異常を起こしているため、食欲がコントロールできなくなっているともいえます。

これは、たとえば風邪を引いたときに咳や鼻水が出るのを自分の意思でコントロールできるか否か、という問題と同じです。

摂食障害は病気の症状であって、甘えや我慢が足らないわけではありません。

 

▶︎摂食障害は生理不順・体調不良になる?最悪の場合後遺症も残るケースも!

 

摂食障害の栄養指導

一般的な栄養指導というと、栄養素やカロリーを計算し過不足分を調整していくものですが、摂食障害の栄養指導ではまず「命をつなぐこと」を第一目的に考えていきます。

過食症は一般的にいわれる栄養指導が行われますが、拒食症では体が常に飢餓状態にあるため、それを解消できるように栄養のバランスやカロリー摂取を考えていきます。

ですから、体重を増やすことを目的にすることは二の次になります。

摂食障害の治療を行っている人は、体重を増やすことを目的にしがちで、なかなか増えないことを悩む人も多くいます。

しかし、焦る気持ちはわかりますが、どんな病気にも治療には段階があります。

 

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摂食障害では生命活動の維持のため、手早くカロリーを吸収できる経腸栄養剤を摂取することが多いです。

どうしても口から摂取できない場合はカテーテルチューブで胃に注入したり、点滴を行うこともあります。

栄養指導は大切ですが、最も重要なのは体型や体重に対する間違った認知を正し、病気の原因になった心理的な要素をなくすことです。

 

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