パーキンソン病と嚥下障害の関係や原因!病態は神経疾患が伴う!?

パーキンソン病は、

動作緩慢、手足のふるえ、

筋肉のこわばりの3つを主たる症状とする

進行性の変性疾患です。

 

日本における有病率は、

10万人当たり100~150人。

 

欧米での有病率は、

10万人当たり150~200人と言われています。

 

発症年齢は30歳代から80歳代までと幅広いものの、

多くは中年以降に発症するとされています。

 

最も発症率が高いのは50歳代後半。

一般的には遺伝しない病気と考えられています。

 

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パーキンソン病と嚥下障害

パーキンソン病では、

生命維持や本能的動作に関わる

無意識的な運動を司る錐体外路の働きが損なわれます。

 

パーキンソン病になると、

中脳の「黒質」と呼ばれる部分の

神経細胞が変性を起こします。

 

その結果、

中脳の黒質で作られている神経伝達物質が不足します。

 

中脳の黒質で作られている

神経伝達物質はドパミンと呼ばれるもので、

脳内の神経の働きに必要な物質です。

 

パーキンソン病は、

ドパミンという神経伝達物質が不足することで

引き起こされると考えてられています。

 

Brain surgeon who has been conference

 

ドパミンが不足すると、

脳への指令機能が低下もしくは破壊されてしまうため、

脳にある摂食中枢と

嚥下中枢の指令にも異常をきたすことが多くなるとされています。

 

摂食中枢や嚥下中枢の指令に異常をきたすと、

口や喉を動かして水分や食物を口に取り込んで

食道から胃へ送り込むといった一連の流れを

スムーズに行うことができなくなります。

 

嚥下障害です。

 

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パーキンソン病患者の50%に嚥下障害の症状

パーキンソン病患者のうち

約50%に嚥下障害の症状が見られるとされます。

 

動作緩慢や手足のふるえといった症状が

現れていない患者でも、

検査すると嚥下障害が

検出される場合があると言われています。

 

嚥下障害とパーキンソン病の

重症度が一致するとは限りませんが、

パーキンソン病の末期になると

嚥下障害を伴うことが多くなるとされています。

 

嚥下機能の障害は、

口腔から食道まで、

嚥下に関わる全体に及びます。

 

特に口腔期と

食道期の送り込みに

時間がかかるようになります。

 

口腔期では、

食物の塊を前後にもてあそぶように動かして、

なかなか咽頭に送り込めなくなります。

 

食べ物を口に入れると、

通常は舌によって後方に送り込まれます。

 

しかしパーキンソン病では、

舌の筋肉に異常な緊張が見られ、

食物の塊は舌を乗り越えられずに

前方に戻って来てしまうのです。

 

嚥下時に使う筋肉の機能も低下するため、

食物の塊が食道に入りにくくなります。

 

またパーキンソン病では、

嚥下反射の遅れもしばしば見られます。

 

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